今日は月組お正月公演「グランドホテル」の通し舞台稽古を観てきました。以前に涼風真世さんの退団公演として上演されましたが今回は珠城りょうさんのトップお披露目公演として再演されました。演出のトミーチューンさんが勿論客席にいらして、すっかりお年を召して白髪、２メートルの長身は健在でした。ホテルを中心としてホテルにかかわるあらゆる人の人間模様をミュージカル化、映画よりもリアルに身に迫って、ホテルの部屋の隣は何をする人ぞ？というある意味ミステリアスな空間を共有しているお客様として見るととても面白く、ワクワクするし、音楽もベルリンの重苦しい重厚な雰囲気が出ていて（これは私のベルリンのイメージです、行った事がないもんで）とても好きです。外部の「グランドホテル」もみましたが、やはり宝塚が一番！衣装、髪型がきれい！男役も美しい！全てをリアルに表現しないところが外と違ってホッとするところなのかも。セットも演出もよかった。演技者のスキルは別として・・・・

その前に「貴婦人の訪問」を観劇。何の予備知識もなく瀬奈ちゃんが出ているので見にいきたかったので、チケットがあるということでラッキーでした。何と席に着くと隣が植田紳爾先生ではありませんか！映画のイングリットバークマンとアンソニークインのをご覧になっていて、是非見てみたいということでいらしたそうです。少しお話を伺っているうちに開演。いやー面白かった！度肝を抜く話の展開でどうなるどうなると引き込まれて行ってドカーンといった感じ。カナメちゃんの歌の上手いこと、すごい迫力で男役そのもの、演技も愛憎悲喜こもごもの情が出ていて良かった。瀬奈ちゃんも奥様役で可愛くすっかり女優さん、１月出演のエリザベートガラコンサートのトートやルキーニ、反対に想像できないよー。東京で会えるのを楽しみにしてます。

今年も後一日！エリザベートで終わる２０１６年、そしてエリザベートで始まる２０１７年！そのままで、ゆったりと、今いるところで、今持っているもので、私が出来ることをやっていこう！