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1996年初演10回目の「エリザベート」

今日はどっぷりと集中して月組エリザベート観劇してきました。やっぱりエリザは素晴らしい作品やなーと大満足でした。お客様のフィナーレの幕が降りた時の反応が、皆さん良かったわーと口々に言ってらしてとても嬉しかったです。2回出演したガラコンでは退団した上級生でやっていてこんなものかと思っていたけれど、いやいや月組の若いメンバーが新鮮で活気があって、ソロもコーラスもまとまっていて大変な稽古やってんやろなーと現役時代の花組、雪組の稽古場を思い出しました。特にタマキチは新鮮で包容力のあるトートで気持ちよく、死が人を愛するというありえないテーマをある時は激しくある時は切なく、その目とその気持ちで表現していて、初めてトートの悲しみを見たように思いましたね。お席がよかったので細かいところまで観察?出来たのが良かったです!この作品が最後になるチャピは迫力のあるダンスとどんな役でも自分のものにしてしまうその演技が大好きで見るのが楽しみな人だったのにー!退団が惜しまれます。チャピが最後に選んだエリザベートは、今までにない強い意志のあるエリザで、自分のエリザベート像を作っていたように思う、どうして最後に死を選んだのか?強さと弱さを持っていたからこそ、最後にはトートの胸に飛び込んでいったんだと思う?勝手な思い込みだけれど。どんな風にでも解釈でき想像できるエリザベートは素晴らしい楽曲と相まって誰からも愛される作品。次は誰が?!宝塚歌劇がある限り宝塚の財産として継続していって欲しいです。

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