10月7日から18日まで月組風間柚乃主演で、理事長さんの言葉をお借りすると、ナチス政権下で禁止されたジャズを愛し、ユダヤの娘を守るために命を懸けて戦ったドイツ人を主人公に時代に立ち向かう若者の姿を描いた物語　が始まりました！

私は演技指導として作品に関わっていて、暗いこの時代をどう処理していくのか？といささか勝手に心配していましたが、谷先生の厳しい、愛の鞭ともいえるしごきに耐えて下級生に至るまで踏ん張って稽古し、だんだん形になっていきました。谷先生の作品に出演することは下級生にとって、とても勉強になっていつの間にか血となり肉となっていることと思います。私もそうでした！

歌もダンスも盛りだくさんで、誰もが知っているジャズがふんだんに使われていて一緒に踊りだしたくなります！風間さんは音楽学校から教え子として知っていて、思慮深い、歌の上手い生徒でした。納得の主演です。2幕の最後にモントリオールを目指して雪の中を歌いながら歩きつずける一人舞台があるのですが、これは風間さんでなければ持たないと思いました！素晴らしい歌唱力‼　感激です！

12日間の公演なのが残念ですが、お客様に感動を与えてくれることと思います。多くの方に観て頂きたいです！