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エリザベート私の千秋楽

DSC_1123DSC_1113去年の10月からお稽古が始まったエリザベートガラコンサート、私は17日で千秋楽を迎えました。東京新宿までの日帰りの稽古通い、ちょっとハードだったけれどみんなに置いてきぼりにされてはいけないとよく通いました。マックスパパは出番は少ないので存在感を出すことが第一の課題でした。それができるのは「パパのみたいに」そして「結婚式」のみ。現役の時はこんなふうには考えてなかったなーと。しかしガラは歌が勝負、皆自分のものにしている、何とかものにしなくては!短い出番でどこまでインパクトを出せるか、そればっかり考えていました。稽古を重ねていくうちに、音程もはまっていき動きも決まってきました。しかし大道具も小道具もセットもなく、衣装をきて マイクを手にもってやるコスチュームバージョンは、手持無沙汰で大変苦労しました。慣れてくると楽なのですが、だからある意味アニバーサリーは割り切ってできて良かったです。やっていくうちにどんどん楽しくなって、慣れてきたところで終わりがきました。フルオーケストラでもっと歌っていたいと思いました。私の夢はフルオーケストラで一曲歌いきること!年一回のシャンソンを歌うパリ祭はピアノ伴奏だけなので・・・とても嬉しかったのは今回の ガラで私の歌が進化したという言葉をたくさんの方からいただいたことです。やはりずーっと歌っていることが良かったのだと思いました。

17日は春野バージョンのアニバーサリーで、瀬奈ちゃんとみどりちゃんと記念写真を撮りました。瀬奈ちゃんとは素顔だったので、ほうれい線を指で隠してとってます。ハハハッ!みどりちゃんにはプログラムの写真がとても綺麗でリクエストして同じものをもらいました。皆と一緒に出演してその当時のことを思い出して懐かしく、あれからそれぞれの人生を歩んできてもいざ舞台に上がると、全く変わらず現役と一緒、タカラジェンヌの底力を感じました。世界に一つしかない花園宝塚!誇りをもってこれからも歩んでいきます。そして宝塚で仕事をしている以上、100年の歴史を持つ伝統を後世に伝えていく義務をかんじています。そしてまたいつか、エリザベートが再演されたときには、後輩たちの活躍を元気で見たいものです!

 

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