バレンタインの２月１４日、旧宝塚音楽学校、今は宝塚文化創造館にて恒例のノスタルジックコンサートが開催され、懐かしの宝塚の歌を３曲ほど歌ってきました！

今回はS４１年高木史郎先生のレビュー「夢を売る妖精たち」よりその主題歌、H１５年の「王家に捧ぐ歌」より「世界に求む」、S４２年鴨川先生のミュージカルプレイ「龍鳳夢」より「睡蓮の花」を歌いました。「夢を売る妖精たち」は、私が音楽学校の予科生、「龍鳳夢」は本科生の時に学校からの観劇日で旧大劇場３階の隅で眼を輝かせて見ていました。大先輩方のマルサン、カンサマ、ゴンチャンが歌ってらした歌を思い出し歌える、とても幸せでした。最近の宝塚の主題歌は何だか耳にも心にも響かなくて残念です。

瀬戸内美八さんと又ご一緒で、私が退団して今年９年目になりました、と話したところルミさんは退めて３０年と聞いてびっくりぽんでした。「ちいさこべ」や「心中恋の大和路」など花組時代、星組時代をともに歩んできた先輩、もうそんなになるのかと・・・でも何年も会わなくても同じ釜の飯を食べたタカラジェンヌはいつどこで会ってもわかりあえる不思議な人種なのです。このつながりは我々タカラジェンヌにしかわからないものかもしれません。戦友のようだともいえるのかな？

心の故郷ともいえるノスタルジックコンサート！これからも参加していきたいと思っています。