久しぶりに感じた恐怖、短かったけれどドキドキした。いつどこで何が起こるかわからないこのご時世だけど、予測なしに突如起こる地震は怖い。前の記憶があるので余計だと思う。この日は東京星組公演舞台稽古のため上京する日、めずらしく飛行機だったけど交通機関はすべてストップ、友達に頼み込んで伊丹まで車で送ってもらったのはいいが、空港も大混雑、3時間ほど待って、出発出来てまだラッキーでした。予約していた写真撮影も1時間遅れで飛び込んで撮影することが出来、長い一日が終わりました。次の日は赤坂アクトに「雨に唄えば」を観劇。ジーンケリーの姿が頭に焼き付いているので、いささか・・・・・・勿論比べることではないけれど、タマキチのタップはなかなか良くやっていると思ったけれど、一言でいうと何故、今この時期にこの組でこの作品を？漠然とした感想だけどそんな風に思いました。そして20日「another　world」の舞台稽古。演出の谷先生がこの作品が最後なので寂しい限りですが、先生のやりたいことがすべて出ていて面白い舞台になっています。紅さんならではの作品です。スタッフの打ち上げの時に、私が演じた「恋の大和路」の番頭伊兵衛役の話が出て、先生の心にもその役が深く残っていることを聞き、3回もやらせてもらった大好きな役だったので、めっちゃ嬉しく退団してからも演技指導として手伝わせてもらったご縁がありがたく感謝の気持ちで一杯です。それだけど初日は学校があるので観れず、後ろ髪をひかれる思いで宝塚に帰りました。たまに上京することは生活に変化があって、ある意味リフレッシュ出来、又やる気が生まれます。今回は地震で大変だったけど・・・そうや！すぐに持って出れる防災用具を用意しとかなくては！備えあれば憂いなし、ですものね。