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ラ・マンチャの男

私の一番大好きなミュージカル「ラ・マンチャの男」を大阪フェスティバルホールで観劇。

フェスで前から5番目で見るのは初めてで感激!瀬奈じゅん様、ありがとう!後ろの方からの拍手や歓声が前に届くまですごい距離を感じて、大きい劇場なんだなーと実感。

オケも舞台の両サイドに別れて演奏。舞台はやおやになっているので、見やすいしとてもコンパクトにできていて、その空間でくりひろげられるドン・キホーテの物語。

1969年から50年にわたりこのミュージカルに主演なさった松本白鸚さん、いかばかりのご苦労があったことか、継続は力なりでは済まされない俳優としての気概とプライドを感じました。私は今まで4回ほど観てきました。

脚本と音楽が素晴らしく、白鸚さんが言ってられる主人公のドン・キホーテの愚直ではあっても、一点の曇りもない清々しい生き様に感動し、「あるべき姿のために闘う」その言葉に今までどれほど勇気をもらったか!テーマ曲「見果てぬ夢」は、私にとって、人生の指針となりました!

専科のエンカレッジコンサートで熱唱したことを思い出します。

瀬奈ちゃんのアルドンザは宝塚歌劇OGとしては4人目。ゴンちゃん、ツレちゃん、キリヤン、皆さんそれぞれに個性があってさすが宝塚!楽しめました。

サンチョの駒田さん、宿屋の主人の上条さん等、最新のギャグなどはめ込み笑わせてくれました。

今は無くなつてしまった騎士道精神、作られたお話だけどそこに現代人の我々がなくしつつあるピュアな気持ちを思い出させてくれる物語!

最後の場面で涙が出て、私は本当にこのお話が好きなんだな、と思いました。

終演後、たまたま隣り合わせで観劇したカチャと瀬奈ちゃんに会いに楽屋へ。カチャは写真に登場できません!またまたほうれい線を隠したポーズで写真を・・母とは思えない瀬奈ちゃん!相変わらず綺麗で、可愛かったです!

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