2月26日から3日間、宝塚バウホールにて107期生の文化祭が行われました。コロナの影響で授業日数は少なくなり、マスクをつけての授業は不自由で、秋の音楽会、そして文化祭と先生も生徒も良く頑張ってきたと思います。皆の若さと目標に向かって進むエネルギーと団結力でやってこられたのだとおもいます。
私、54期生の文化祭は、古い大劇場の隣にあった新芸座で行われました。お芝居は「ロミオとジュリエット」で私はロレンス神父の役でした。劇団に入ってから専科としてバウホールで天海祐希さんのロミオ、麻乃佳世さんのジュリエットで、やはりロレンス神父をやらせてもらいました。千秋楽の挨拶で、音楽学校の文化祭でもロレンス神父をやり、懐かしい思いでいっぱいですと言ったのを覚えています。いまは亡き柴田先生演出でした。
今も昔も音楽、振り付け、芝居のカタチは変わっていっても、変わらないのは宝塚の教えである「清く、正しく、美しく」です。伝統のもとに育まれる心意気です。この精神は未来永劫、変わらないと思います。今この歳になって、自分の中にあったあの頃の希望に満ちたあふれんばかりのエネルギーを思い出し、文化祭で泣き、笑いする生徒たちをある意味、うらやましいなーと思い、ある意味、おもいっきり抱きしめてあげたいと思い、これから起こるであろう色々な困難に立派に立ち向かって行けよ!と心からエールを送りたい・・・そんな思いで一杯になりました!
後は卒業式と入団式が待っています!107期生、口上の稽古で又会いいましょう!