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観劇三昧

兵庫に台風直撃するという23日、大阪淀屋橋の高麗橋ブラックボックスでむっちゃん事、福麻むつ美さんがマレーネ・デートリッヒを演じる一人芝居を見てきました。いつもながら迫真の演技、40分位をデートリッヒになりきって、歌って踊って芝居する、お客様が少なかったのが残念でしたが、それでも素晴らしい演技で引き込まれました。「一流のアーティストっていうのはどこであろうと見てるお客様を感動に引き込む」ある歌舞伎役者さんが言ってらしたのを思い出しました。私も3000人のお客様の中で一人でも自分のことを良かった!と思ってくれる人がいればいい!そんな思いで宝塚の舞台に立っていました。むっちゃん!これからも頑張って!そして次の日は月組「エリザベート」の舞台稽古通しを観に行きました。私も現役2回、退団して2回ガラコンサートに出演させて頂いている大好きな作品です。マックス公爵だったけど、陰コーラスをしていてどの曲も苦労して稽古したものばかりで、観ていて自分のパートを口ずさんでいました。どの場面も曲が素晴らしくて何回見てもあきない、そして又演じてみたい作品です。トート閣下の珠城さんは貫禄もあり、彼女のおおらかさが、死という非現実なものと不思議と相まって、衣装、化粧、髪型も今までのタマキチとは違うオーラが出ていて、私の予想通りで良かった!これからもっとの躍進が期待できます。愛希さんのエリザベートは子供時代がめっちゃ可愛く、「私だけに」の歌唱が素晴らしかった!私の大好きなパパ、マックスはとてもハンサムでかっこよかった。聞くと研10とのこと、若い!本人にもいったけどもう一息ですね。これからもきっと宝塚で上演されつづけるであろう「エリザベート」。不滅の作品。永遠なれ!

 

26日は大阪ロイヤルホースで「大浦みずきへのオマージュvol.3 アストロリコ タンゴライブ」で仲良しのソルーナ事、磯野千尋さんがゲストで歌うということで見に行きました。タンゴは何故かしら日本人が好きで、私もその一人。以前に一度むっちゃんがゲスト出演した時も行ったのですが、久しぶりにバンドネオンの音を聞いてゾクゾクしました。今回は「キーチョ」というコントラバスが主で演奏されるのが印象深く、男性的な深く包容力のあるコントラバスの音色がたまらなくセクシーに感じました。ジェラシーやリベルタンゴはやはり何度聞いてもあきない。ソルーナは私も大好きな「鏡の中の燕」を熱唱、「チェ・タンゴ・チェ」もよかった!バイオリン奏者の麻場利華さんがエムシーもなさり、歌劇団のオケボックスにいらしたそうで、関西弁で親しみやすくお話が面白く、そして物凄くバイオリンがお上手で、名バイオリニストから「彼女には教えることはない」と称賛されたそうです。いや、素晴らしかったです。私の夢がアルゼンチンにいくことで、そしてイグアスの滝を見ることなので、ますますその思いを強くしました。いつか行けるかなー?又アストロリコさんの演奏聞いて感性を養いたいと思います。

 

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