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「ラ・マンチャの男」観劇!

IMG_20150919_203741.jpgrラマンチャ19日、18時開演の「ラ・マンチャの男」を観てきました。私はこのミュージカルを初演からすべて見ていて、一番好きなミュージカルです。アルドンザをキリヤンがやると聞いて観るのを楽しみにしていた所、8月に人工股関節を入れる手術をしたため観るのは無理かな?とおもっていたんだけれど、チケットをキリヤンに頼んで、歩くリハビリもかねて大阪ブラバまで行ってきました。

やはりよかった!席が何と一番前の真ん中!全体を観るのは少し後ろの方がいいと思いますが、目の悪い私は表情がよくわかって、最高!キリヤン、ありがとう!

この作品は観るたびに勇気をもらいます。その中で、特に好きな台詞は「なかでも最も憎むべき狂気は、ありのままの人生に折り合いをつけて、あるべき姿のために戦わぬことだ」や、 崇高な精神で自分の信じる道をつきすすんで行く主人公の勇気ある行動に心を動かされます。幸四郎さんはここは見せ場というところは明確な台詞まわしでぐいぐいお客様を惹きつけます。名曲「見果てぬ夢」はコンサートではなく芝居の中のものとして聞くのが好きです。声ではなくハートなんですよね。最後の死ぬ場面でのアルドンザとの掛け合いでは涙があふれました。静かな感動でしょうか?何度観ても同じ場面で泣いてしまう。何度観ても感動する。観て良かったと思う。私のバイブルです!キリヤンはシャープな動きで、あばずれなのにやらしさを感じず、色気があるというよりも男っ気がある、目の表情が生き生きとして、眼が物を言うアルドンサで、素晴らしかったです。下級生がばりばり活躍している姿を観るのはとても嬉しいです!楽屋にキリヤンに会いにいって話をすると月組の組子だったときの「ノバ・ボサノバ」新人公演での歌唱力や「ガイズアンドドールズ」でのアデレイド役などを思い出して、月日のたつ早さを実感してしまいます。

公演が終わってから看板の前で下からのライトを浴びて写真を撮ってもらったので恐ろしい顔になっています。写真を撮ってもらった方とも色々お話して、その方もとても感動なさって意気投合して梅田まで一緒にかえりました。不思議なご縁でした。いいものを観ると心もおおらかになるようです。

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