又又やってきました宝塚市恒例のパリ祭、宝塚のソリオホールで今年も2日間にわたっておこなわれました。私は12日に出演。4回目から参加させてもらっています。あまり知らなかったシャンソンを何曲か歌わせてもらうことで、今では歌うことが楽しくてしかたありません。しかしシャンソンも奥深く、シャンソンをずーっと歌っていらっしゃる先輩から教わることが多く、まだまだ未知の世界で開拓することが一杯。やる気満々でいます!
一番上の写真は大好きなシモーヌ深雪(ふかゆき)さんと一年後輩の星組で一緒だった星奈佐和子さんの3人で。シモーヌさんはシャンソン歌手でドラァグクイーンの元祖という何とも不思議な???マーク一杯の魅力の持ち主です。マツコの「月曜から夜更かし」に出演されてました。私が好きなところはオフに戻ると男らしくやさしくてきぱきとしていて公私混同しないところかな?あまりお話はしてませんが秘かに憧れています。星奈さん、愛称ワコちゃんは予科本科の頃から仲がよくて星組時代、苦楽を共にした仲間です。今でも変わらず声をかけてくれて、こうして一緒にパリ祭に出れるのも縁があるのだと思います。このピンクのブラウスのお衣裳の時に「ミュジシャン」を歌いました。今は亡き上月晃さんが歌われていていつか歌いたいと思っていました。歌えるようになって最高に幸せです。一人の貧しいミュジシャンの喜びと悲しみを歌った歌。とてもむつかしくて無理だと思っていたのですが、稽古していくうちにくずして歌えるようになって歌と一心同体になれた感じです。またそれをわかってくださったフアンの方がいらして嬉しかったです!
二つ目のはカラフルなジャケットでしょう?アダモの「ル・ネオン」を歌いました。今年の主題がカラフルだったので、ネオンにあわせて色とりどりにしました。
三つめは黒のドレスにケープをはおって。「歌いつづけて」を歌いました。良かったという声が一番多かったですね。私は舞台の上で死ぬ気はまったくないですが!?それくらい舞台人としてのプライドを持っているという芯の強さを歌っているところが好きです。舞台人としてはこのくらいの意気込みがなくてわね。なぁんて!
歌は誰でも歌える。この世の中どれほど歌える人が多いことか!でも、心を歌える人は少ない。いい声、悪い声、いろんな声がある、でも味のある声の人は少ない。その少ない人の中に入りたい。これからも邁進します!
パリ祭を聞きに来てくださいました皆様に感謝の気持ちでいっぱいです!ここにお礼を申し上げます!誠にありがとうございました!次回もよろしくお願いいたします!