3月1日、音楽学校にて102期生39名の卒業式がとりおこなわれました。この間、101期生を送りだしたと思っていたのに・・・そして4月には104期生が入学するのですね。100周年のお祝いをしてはや4年たつのです。信じられない時の早さです!
学校時代はまだまだ子供と思っていても、劇団に入ってプロになると、すべてが驚くほど変わりますね。髪型、お化粧、服装、そして顔つきまで!だから道で出会っても誰だかわからないことが多いです。いやはや馬子にも衣装髪形とはよくいったものです。だんだん洗練されてタカラジェンヌらしくなって行く姿や、その成長過程をみるのはとても楽しみです。今年の口上は紋付き袴で踊って歌ってと3拍子揃った口上なので、初舞台らしい華やかなういういしい舞台になりそうです。
卒業式はどこの学校にもない宝塚ならではのやりかたで、無駄なく整然と美しく、颯爽と姿勢も声もきりりとして、まるで舞台を観ているようで、誇らしい限りです。やはり直角歩きをしていて、そこは笑えましたが!我々の時代はそんな歩き方しなかったので!半世紀昔の私たちの卒業式、ほとんどおぼえてません!!
もうすぐ「こうもり」初日の幕があきます!明るく楽しい舞台!楽しみに観てくださいね!