今日は星組公演「こうもり」「THE ENTERTAINER!]の初日。９時半からの通しリハーサル、そして１５時からの本番を観劇してきました。まず最初に１０２期初舞台生のお披露目があり、観ている方もピリッとひきしまり、背筋がのびる気持ちでした。私は、口上の指導もしていたので我が子を見守る親心の心境でした。紋付き袴で銀扇を持って歌い踊り、口上を言う、３拍子揃ったお披露目、華やかでさわやか、お客様の盛大な拍手をいただき、失敗もなく無事終わりホッとしました。この中からどんなスターさんが誕生するのか？とても楽しみです。

「こうもり」は稽古場からおもわず笑いが出てしまって、こらえたことが何度あったか！歌と踊りで物語がどんどん進行するので演技指導としては楽でした。ヨハン・シュトラウス二世の曲、それも皆が良く知っている曲ばかりなのでとても親しみやすく、稽古が終わってもよく口ずさんでいました。華やかな装置、衣裳。これぞ宝塚です。

[エンターテイナー」はレビューとショーが混合していて野口先生のやりたいことが満載のこれもとても楽しい作品でした。スパニッシュ・ラテンの中詰や１００人以上の黒燕尾のロケットは圧巻、楽しめました！何といっても宝塚の舞台をはみ出さない、伝統的な部分がしっかり作られていて、それでいて新しいわくわくする楽しさがありました。スピーディーで盛り沢山。堪能しました！

 

１か月の公演をやりぬくのは大変です。強い精神力と身体！タカラジェンヌは不死身です！